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手織や 虚籟庵

鶴岡の絹の歴史は、19世紀のなかば、旧庄内藩士3千人が、刀を鋤鍬に替えて荒野を開墾して桑苗を植え、養蚕業を興し地域の振興に取り組んだのが始まりです。その後養蚕から縫製にいたる一連の工程まで成すという国内の産業クラスターの原型を形成してきました。

こうした歴史ある鶴岡の絹織物と、戦中戦後を清冽に生きた綴れ織り工芸家、遠藤虚籟とその弟子、和田秋野の生涯と思想に感銘した綴れ織り職人が、虚籟の墓碑と没後25年を記念し建てられた糸塚のある天澤寺の一角に「手織や 虚籟庵」を構え、人間本来の豊かさに繋がる物づくりを通して、鶴岡から日本へ、さらには世界へと「つるおか絹物語」を発信します。

綴れ織り 作家プロフィール

榎本 美芳  えのもと みよし

1963年 山形県西川町生まれ
1996年 綴れ織りをはじめる
2009年 遠藤虚籟、和田秋野の生き方に感銘した有志と独立、以後毎年展示会を開催
2011年 養蚕を目指して桑畑を整地、植栽
2013年 養蚕に取り組み、「手織や 虚籟庵」として活動、以後各地で展示会を開催

鶴岡市卓越技能表彰(つづれ織り)
河北工芸展、駒ヶ根手織物クラフト公募展入選)

 

所在地・地図

〒997-0334 鶴岡市丸岡町の内51 「手織や 虚籟庵」

お問い合わせ先

手織や 虚籟庵
TEL:090-6455-4185 FAX:0235-57-2360
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